第4回【免疫力】なぜ筋トレは免疫力を高めるのに役立つのか?

こんにちは、トレーナーのKAKERU(@with_endeavor)です。
時々、ジムに行っていない人やジムに通っていても

ウエイトトレーニング(筋トレ)をしない人達からこんな質問を
頂くことがあります。

「なんでジムに行くの??」
「筋トレするメリットってなに?」

半分冷やかし、半分真面目に聞いてくる人がいます。(笑)
なるほど、意外と答えるのが難しい質問ですね。

・ストレス解消
・体力向上
・筋力アップ(マッチョ化)
・テストステロン値アップ
・肥満予防….などなど

メリット自体はたくさんあると思いますが、
そもそもメリットは人それぞれ目的や目標によって違ってきます。

今回の記事では、よく言われる
筋トレでモテる理由!とか、お金持ちほど筋トレをする!?みたいな話ではなく

今のご時世(新型コロナウイルス)における
筋トレのメリットについて書いていきたいと思います

本当に筋トレは免疫力を高めるのか

残念ながら2021年になっても、新型コロナの勢いはなかなか収まる気配がありません。
一方で、様々な健康食品や衛生管理に関連する商品やサービスが増えて

健康管理への意識が世の中全体で高まったように感じます。
マスク姿もだんだん違和感がなくなってきましたね。(笑)

そこでですが、健康意識はどんどん高まってるけど
筋トレするか迷っている人に向けて一つ伝えておきたいことがあります。

それは、筋トレは免疫力をアップするのに役立つということです。
つまり風邪や感染症の予防に繋がります。

その主な理由として挙げられるのが免疫細胞と筋肉の関係性です。
免疫細胞というのはグルタミンというアミノ酸の一種をエネルギーとしていて
筋肉の中に多く貯蔵されています。

また、筋トレなどの適度な運動を定期的に行うことで
免疫細胞の一種であるナチュラルキラー細胞の働きも活性化されます。

ナチュラルキラー細胞とは、体内に侵入したウイルスや突然変異などで
発生した異常な細胞を発見、攻撃、破壊する細胞と言われています。

さらに、
筋肉量を増やすことで運動後の体温が上がりやすくなり血行の
促進につながってきます。

血行が良くなると血液を通して体に酸素や栄養が
行き渡りやすくなるのでより免疫力の向上につながります。

つまり、
筋トレをすること(筋肉量の増加)によって免疫細胞そのものの数を増やし
免疫力のアップに役立ちます。

やりすぎは逆効果になる!?


でも、いくら筋肉をつけて免疫力を高めようとしても
注意しなければいけないこともあります。

それは筋トレのやりすぎです。

ウエイトトレーニング(筋トレ)というのはその名の通り
ウエイト(重り)を使ってトレーニングする(負荷を与える)ことです。

つまり、
それだけ体に対して程度の差はあれ”負担”がかかっています。

体に負荷がかかり過ぎた状態が長時間続いたり
高頻度で繰り返されるとストレスホルモンである

コルチゾールが分泌されやすくなると言われています。

コルチゾールは筋分解の促進にもつながってしまう為
トレーニングのやりすぎは逆に体の免疫力を落としてしまう場合があります。

よく、筋トレは45~90分くらいがベストな時間と言われますが
その理由のほとんどがコルチゾールによる筋分解を防ぐ為だからです。

※およそ70分程度の運動時間を超えるとコルチゾールの分泌が始まるといわれています。

ただ、コルチゾールの分泌は目に見えてわかるものではなく
90分以上のトレーニングをしたからといって一日で1キロ、2キロ
筋肉が減るわけではありません。

僕自身の経験や、今までいろんなマッチョな人たちを見てきましたが
中には、二時間以上トレーニングをしていてもものすごく筋肉量のある体をしている人達もいます。

まずは週2回、1時間から続ける

ジムに通う理由は人それぞれですが、健康維持を目的に
免疫力を高めて風邪や感染症にかかりにくい体を作っていくのであれば

 

まずは週2~3回の定期的な運動習慣をつけて
30分~60分のウエイトトレーニング(筋トレ)を続けることをおすすめします。

 

もちろん、筋トレだけではなく有酸素運動(ウォーキングやランニング)も
血行の促進や心肺機能の向上につながるので健康維持には効果的ですが

 

有酸素運動だけではどうしても筋肉そのものは増加しずらく
筋肉量を増やして根本的な免疫力の向上には向かないので

 

どちらか一つしかする時間がないときは筋トレをすることをオススメします

 

新型コロナウイルスの流行をきっかけに免疫力の向上や
健康的な生活習慣の重要性が再認識されている今だからこそ

 

男性女性問わず、健康的な生活を送る第一歩として
運動(筋トレ)を始めてみませんか?

 

では、今回はこれくらいで終わりたいとおもいます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!